読書感想文

僕僕先生

Posted in 読書感想文 on 8月 3rd, 2010 by inoma – Be the first to comment

僕僕詐欺なんてどうだろう?ふと思いついた。
「やあ、僕だよ僕」
「ああ先生、先生の声が聞こえるこの板はなんです?」
「それは電話と言ってね」
……
本人の時点で詐欺じゃないし。先が続かなかった。


僕僕先生4巻。さびしい女神。
王弁のモテ属性が炸裂しています。考えてみれば穏やかなニートで良いとこの坊ちゃんだし、良い性格かも。
今回で少し世界の成り立ちに踏み込みつつ、思いっきりSFしていました。
なんていうか、世界間移動やら異界の描写がセンス・オブ・ワンダー。古の神々がああ言うことやっているのも面白い。
蚕嬢はこのまま国にとどまるのかな?と言うことを考えると、次巻も開始時は同じ舞台かな?

いのま

いつか天魔の黒ウサギ6

Posted in 読書感想文 on 8月 3rd, 2010 by inoma – Be the first to comment


前巻も最後急展開だったけれど、今回も最後急展開。
というか、今更感があるな〜。という感じだけれど、ようやく読むことが出来ました。
徐々に明らかになる世界構造とか、物語の方向とか、すごくよく考えられている感じがする。全てを構築してから、順序立てて出てくるコース料理みたいな心地よさがあります。
鏡貴也の本はこのシリーズが初めてだけれど、これだけ設計された話を作れるのってすごいなあ。
しかも毎回新しいピースが出てきてきちんきちんとはまっていく。読んでいて本当に面白いシリーズです。

いのま

天使ちゃんマジ天使

Posted in 読書感想文 on 7月 27th, 2010 by inoma – Be the first to comment


古代、有翼人種が高度な文明を築き、翼無き者達を支配していた。という史実が明るみに出始めた世界でのお話し。
舞台は現代。突然眠り、やがて骨の異常発達で命を落とす「眠り病」が密かに流行っていると言うような感じ。

天使に関する独特の世界観とか、作者の奥様の空想が基になったという眠り病の設定もおもしろいですし、女の子も可愛いです。
しかしあれだね、幼馴染みってメインヒロインになりにくいね〜。
特に異界の住人に対しては。


二巻はいま読んでます。
ロゴもかっこいいです。

ああ、そうだ。
AngelBeats見終わりました。
面白かったね。
確かに全部かなでの主観じゃないかとか、終盤に流れを持って行きすぎてあいつらどうなったのとか色々有ると思うんだけれど。
一クールでは丁度良いんじゃないかな。
語られるのならば、世界の成り立ちやシステムの本質、あるいはギャグ要因になっていただけで消えてしまった彼らを中心に据えた物語、なんてのをみたいなと思います。

あと、彼は成仏できたのかな?とか思ったり。

いのま

平野耕太、天王寺キツネ新シリーズなど

Posted in ガン&ミリタリー, 読書感想文 on 7月 26th, 2010 by inoma – Be the first to comment


いや〜
かっこいいですね〜。合戦であのポーズや表情が見られるとは思わなかった。
エルフやドワーフも居る異世界で現世から流された漂流者が敵と戦う話っぽい。
実に迫力のある描写が良いですね〜。異世界の代表的な種属っぽい人間の騎士の傲慢なところとか良い味出ています。
アワーズなら刊行速度も速くないし長いこと楽しめるかなと思い手を出すことに。
まあ、逆になかなか出なくてどうしようかという作品もありますが。ジオブリーダーズ
みたいに。
ジオブリも割とうまいことまとまりそうで続きが楽しみ。


かわいいアサルトライフルが動き回る漫画。擬人化ものというか。
オルフィーナを友人から借りて面白かったので購入してみました。
自動小銃関係のうんちくも載っており楽しい漫画です。
一巻だからしょうがないのかも知れないけれど西側諸国の銃しか出てこない。今後に期待です。


新シリーズじゃないけれどもこれ。
今回はけっこうえろい。すばらしい。
一巻まるまるエピソードの前半で終わった感じ。今までにない流れなのでびっくりしました。夢使いではあったか。

いのま

出てたぜ〜

Posted in 読書感想文 on 6月 5th, 2010 by inoma – Be the first to comment

放課後プレイ2です。
待ってました。というよりは続編が出るとは思っていなかったという感じかな。
出して頂いてうれしいです。

今回はキャラチェンジで漫研。
1話でキャラ交代にプラス1名、最終話で新キャラ1名。残りは男と女が出てくるだけ。
いいね〜。

本当にこの人のキャラはかわいい。放課後プレイしか知らないけれど。
表情がとてもいいんだな〜。笑ってる顔とか。
あと、今回は肩甲骨と脇。夏の魅力だよね

ってことで、放課後プレイを読んでにやにやした人は引き続きにやにやしましょう。

いのま

当たった。ラッキー

Posted in 読書感想文 on 4月 21st, 2010 by inoma – Be the first to comment

当たりました。
以前出張で泊まった東横インの客室に置いてあった無料雑誌(たのやく)のアンケートに答えると抽選で当たるよというヤツ。の景品。
ここ数日読みたくなって本屋で探していたんだけれどまさかもらえるとは思っていなかった。
そんなに高いホテルじゃないのにさらに1200円の本まで付いてくるとは。すばらしいね。
てことで読んでみようかと思います。

猪間

才能と目的地を巡る物語

Posted in 読書感想文 on 3月 18th, 2010 by inoma – Be the first to comment

痛い。
この小説は痛い。
読むのには痛みを伴うと言う点で痛い。

主人公は美大の附属高校に通う男子高校生。拾ってきた猫を部屋で飼っていたら寮を追い出され、問題児専用の寮であるさくら荘に暮らすことになる。
この問題児達が強烈だ。
天才アニメータ、ジゴロの脚本家、天才ハッカー。
そして物語序盤で一人の女の子がさくら荘にやってくる。
英国で名をはせた天才画家。

まわりが天才の中、自分の目指す道が決まっていない主人公が悩んだりする話。

サラリーマンなんかやっていて、なおかつ、自分の今の境遇に不満を抱きながらでは何かコレを作ろうという確固たる目標がない私のような人間にはかなり痛い話だった。
彼女や彼らのようにはなれそうもなく、成ろうとする努力をするための目標も見あたらない。
何をしたら良いのか分からないが、今の環境に全力を出すのも気が引ける。
そんな人には痛い小説だ。

もっとも、小説というのは、もっと言うと物語というのは得てしてそういう物なんだろうな。
物語の基本は主人公の成長だから。
停滞している読者のこころに刺さるかも知れない。
それが、読者を動かすことになることだって有るだろうけどね。

このようなタイプの物語はある意味ではその傷が中毒性をもたらす。
杉井光の「さよならピアノソナタ」が私にとってそれだ。
主人公は割と優秀な音楽評論家、ヒロインは超天才ピアニスト。幼馴染みは努力家のドラマー。そして革命家神楽坂先輩を加えてバンド活動が始まる。
さよならピアノソナタは真冬とナオミの恋愛がとても可愛くて良いんだけれど、その裏というか後ろ側に流れる才能と目標と行動のテンポが私をとらえて放さない理由だ。
最終的にナオミは音楽業界でフリーランスとして生きる。
自分のスキルと、才能と、環境と、コネと運を総動員して生き残る生活だ。

「ペットな彼女」のラストも同様に、天才は周りの人を巻き込むみたいだ。
天才という、巨大で高速な存在が移動すると波と渦が発生する。
波が起こると、天才に近づくモノと離れるモノが出る。
これらはそういう動きの物語だ。
天才に魅せられて、あこがれて、目指して、夢破れて、失望して、自分のするべき事を見つけて、起き上がり、歩き出し、対峙する。
そんなプロセスかも。

離れる、とは少し違うけれどこちらでかかれているような引きずり下ろそうとするというか、相手と自分が離れすぎないことを望む心理っていうのも有りますよね。
メジャーデビューした同人作家のクオリティがそれほどたかくなっていなくて安心したり。
専門教育を受けている人のレベルがそれほどでなくて安心したり。
嫌らしい感じがするけれど、そしてどう考えても嫉妬だけど、要するに憧れなんだよね。

Matsuda98の「ほのかLv.アップ! 」も近い気がする。
この場合主人公にはそこまでの天才性はない。
少なくともペットな彼女のましろほどじゃないだろう。
ただし、それを補ってあまりある幸運を持っている。
それと同時に多くのすでに業界で活躍している先達に会うことで成長していく。
この漫画の憧れ喚起力はものすごくて、凄い焦燥が我が胸を駆け巡る。

傷を負わせる様な眩しい才能を描いた物語の最大の成果は、中毒性よりも、読者を進める推進力じゃないかな。
この痛みは自分が何もしていない焦燥だ。
これを解決するためには、時間をおくか何かに着手するしかない。
まあ、たいていの場合何に着手して良いのか分からないっていう事態が発生するんだと思うけど。

それでももがき続ければ、なにか見つかるかも知れないね。
まだ私は見つけていないから何とも言えないけど。

夢を叶える物語が好きだ。可能性を見せてくれる。
夢を追う物語が好きだ。とりあえず背中を押してくれる。
夢に破れる物語は、どうだろう?安心を与えてくれるのかも知れない。
ともかく、成長とか天才とか才能とかゴールを考えてしまうほどにインパクトのあるいい話を読むことが出来ました。

いのま

極楽とんぼ氏による紹介

  

ぐらなシャチ

Posted in 読書感想文 on 3月 5th, 2010 by inoma – Be the first to comment

高校入学前の春休みに浜辺でシャチに出会った少女の話。
そしてファーストコンタクト物。
異質な物と接する少女の恐怖とか信じたいけど怖いとか、人間とは思考形態の違う知性との会話が楽しめました。
最初は「シャチかよ」とか思っていましたが、この作者はソウル・アンダーテイカー の人。日常からの外れ具合がそんな物ですむわけ無かったのです。
と言うことで、ファンタジーとか、学園ファンタジーとか、勢力図付きの話とか、戦争が最近お腹いっぱいだな〜っていう方に良いんじゃないでしょうか。


こちらもよろしく。ぜひ続編を書いて欲しい、ソウル・アンダーテイカー。

今日も本の感想だよ

Posted in 読書感想文 on 2月 26th, 2010 by inoma – Be the first to comment

ようやく読んだぜ

アニメ化で話題の(遅!)化物語(上)(下)。
ようやく読み終わったよ。

西尾維新、凄くうまくなったな〜と思った。
つっても、戯言シリーズと君と僕の壊れた世界しか読んで読んでいないのだけれど。
厨二病的な濃い世界観と設定を普通の伝奇並みに薄めて言葉遊びを会話に回したのが効いてるのかも知れないけれど、おそらく万人受けしそうなレベルにまで取っつきにくさが下がって、しかも面白い。というか、普通に面白い。
普通に面白いというのは、たいていの人にはお勧めできるってことで、ものすごくレベルが高いおもしろさだと思う。
なんというか、西尾維新の作家力の急上昇下限を感じた一品。

ちなみに、アニメは12話まで見て、13話見てなかったら14話が配信されちゃったよ!で、14だけ見た。
やはりというか何というか、自分でスピードのコントロールが出来ない上に比較的変化の少ない場面で、なおかつシャフトならではの演出故に目が離せないというのがな〜。
しかし千石はかわいいね。あと翼キャットのOPはなに、あのけしからん渋谷は。
女の子が可愛いというのは良いことです。

次〜

今回は超能力者だよ。
2巻があんまりにも女女の奇妙な冒険すぎて忘れたけれど、エリオの複線は実は未回収な部分が多いな、と思い出させる三巻。
野球と天体観測と応援の夏祭り。浴衣もあるよ。
ブリキ氏のイラストは実にすばらしく、むっちりというかむちっとしていて実にかわいい。
結局超能力者がなんだったのかは不明なるも、また、エリオの失踪との関係は不明だけど、話が良くできてるよね。
ここぞ、って時に奇蹟が起こる。コレは重要だよね。
しかしこの話、最後どうなるんだろう?エリオかリュウシさんは割とメインヒロイン感が強いけど、前川さんという説も捨てがたい。女女さんは無いと思う。今回初登場の超能力者は、無いだろうな〜かわいいけど。個人的にはエリオエンド希望。

いのま

そして人類の衰退……

Posted in 読書感想文 on 2月 16th, 2010 by inoma – Be the first to comment

先日の未読のリストのうち二冊を読みました。

まずはこちら。

電撃大賞金賞受賞作。
さすがは金賞と言うだけあって、話のもって行き方、特に読者の感情のコントロールが非常にうまいと感じました。
連作短編風に描かれており、各章のタイトルとなっている有名な絵と、それに心動かされた人との交わりを描きつつ、やがて世界の成り立ちの謎に迫る。
そんな内容です。
以下の絵が取り上げられています。
序章「風神雷神図
第一章「接吻
第二章「ひまわり(12本のやつ)」
第三章「民衆を導く自由の女神
第四章「ゲルニカ
第五章「ノートルダムの凱旋(作中作)」
終章「恵奈(作中作)」
てな感じ。
若干謎の提示と謎解きのスパンが短いと感じましたが、その分だれずに最後まで物語が進みます。
統一後の世界で争いをもたらす物として過去の絵画が封じられた世界で禁断の名画をビルの壁に描くアート・テロリスト「ヴァンダル」。そして、彼らを追うインターポールの刑事二人組の話。もうこの設定だけで面白そうじゃん。実際面白いし、謎解きも良い感じで、とてもオススメの一冊ですよ。
ヴァンダル側の事情はこの作品で一段落したので、是非とも刑事さん達の話を書いて欲しい次第。



大人気のシリーズの第五巻。
前後二編が収録されています。
一編目はついに明かされる「わたし」の過去。学舎編!
残念ながら本名は出てきませんよ?
意外とああ言う語り口調で主人公はアレな性格だったのだね。と思いました。
だんだん増えていく登場人物。人間も、それ以外も。
と言うことで二編目はRougeLike!RougeLike!
まず初期のファミコンっぽい感じから始まっていざ洞窟に入るとローグライク!
階段が%なのでNetHackではないことがわかります。
知力体力の最大値が18とかw
ところで、主人公のパラメータでDISと書かれていたの、あれはなんだろう?
てなとこで、それ以外にも妙にこっていました。さすがだね。

あと、こいつを試してみた。

いままで知らなかった音が聞こえた。
聞こえかたはというと、音が平坦になる感じ。
うーん。高音から低音までくまなく聞こえるというか、ならされていると言うか。
面白い。